ディオラボコンセプト
たのもしい拡張性と音響
ディオラボという防音室。
この防音室は、正しい音楽室のあり方にこだわった音響設計士により、音響からスペース的な問題まで徹底的にユーザー目線にて設計されたものです。
各クラスごとの単体遮音性能は偽りなく厳しい基準で設定され、音響学より計算と試験を繰り返された音響オプション品を共にラインナップ。
加えて、スペースを無駄にしない空間システムが備わっています。
内装の自由度も含め、これだけの自由な拡張性がありながら、うれしい低価格。
音楽家の方のみならず、ご家族みんなで生涯楽しめる音楽環境が、たった1日からの設置でお手軽に実現します。
音にとても真面目なディオラボ防音音楽室。
生涯お付き合いいただける無二のコストパフォーマンスをご紹介させてください。
DioLabo Concept 目次 |
音楽室を作る 安心の遮音性能 スペースに合わせて 天井が高い 一生涯お使いいただける ピアノ入替可のドアサイズ 階下対策のオリジナル浮床 内装カスタマイズは無限大 |
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音楽室を作る
ディオラボは防音室というカテゴリーの中でも「各楽器ごとのプレーヤーにご満足いただける、他にはない防音音楽室を目指す」という高い志しにより誕生しました。
その内容は数種類のオプションオリジナル音響パーツを用い、音を拡散させたり、方向を変えたり、嫌な反響を吸収したり、またそれらが都度調整ができるという、優れものプロダクトによるサウンドの演出ができる仕組みになります。
これらのオプションは後からでも追加できるため、最初はご使用の楽器および配置に見合ったプランをさせていただきますが、とりあえずは最小限から設置いただけます。
音の好みは千差万別。 答えはありませんのでユーザー様がお好みでカスタマイズできるようになります。
しっかり音漏れを減らし、楽器本来の響きを生かすというディオラボコンセプトの頂点。
これは対応スタッフも含め、楽器好きが音楽を求める方の気持ちを理解し、情熱を注いで作らなければ出来上がらないものと考えております。
安心の単体遮音性能
ディオラボは数少ない単体遮音性能表記の防音室として、その中でも自社測定以外に公認機関による測定も行った上で性能表記をしている、妥協のない防音室となります。
Dr-30・Dr-35・Dr-40のラインナップは「Dr-○○相当」や「自社測定値のみ」というような煙に巻くものではなく、各クラスごとに偽りのない基準で設定しております。
その中でも特にディオラボDr-40は、ユーザー様にその性能への高い評価をいただいております。
お客様にはご体験時に展示品での騒音テストでご確認いただき、設置完了時にもお客様とご一緒に完成した防音室にて騒音テストを行っております。
このテスト評価もお客様にご安心いただくための大切なコンセプトです。
スペースに合わせて
通常、マンションなどは柱や梁の出っ張りが必ずと言っていいほどあります。
規格寸法の四角い防音室の場合、確保したスペース上で平面を広く取りたくても天井を高したくても、それらが邪魔をしたり、幅が数センチ足りないために折角のスペースを犠牲にしなくてはならないケースが多々あります。
床には3帖モデル分のスペースがあるんだけど、あちこちぶつかるから諦めて2帖モデルの規格サイズとデッドスペース.....
ディオラボはそれをも解決するため、イージーオーダーであらゆるスペース的な融通を利かせられるようにしました。もちろん性能を落とさずに。
柱の通り、梁の通り、さらには壁を斜めに自由な平面角度で設置することも出来てしまいます。
"この壁に寸法を合わせたい" "動線に角ができると邪魔になる" etc.....
この最大限のスペース活用ができる拡張性は、とても大きな大きな魅力です。
天井が高い
ディオラボの天井高さは標準で一般的な防音室の高天井オプションを優に超える2,200mm。
エクステンド天井(天井高延長)のオプションで2,400mmまで自由設定でき、さらにはフリープランでそれ以上の高さも可能です。
天井が低いイコール圧迫感。 お住まいの部屋に例えることと同じで小さめのものを作った場合はなおさら閉所と感じるでしょう。
実は天井高さは圧迫感だけでなく、突き詰めると音響にも影響してきます。
幅・奥行き・高さでバランス計算をすると短い壁の長さより天井を高くしても意味はありませんが、空間容積を増やすという点で音の響きが豊かになる恩恵を受けます。
そのほか、特にバイオリンのボウイングなどは弓が当たることを気にしなければなりませんし、ギターやベースなどはストラップを付けたまま楽器を体から外すときにヘッドを天井に当てる確率が増えるでしょう。
大切な楽器に傷を付けてしまうことになりかねません。
それだけを考えても天井は高いほうがメリットが増えますね。
例えば一般的な部屋の天井高さ2,400mmにDr-30のディオラボを設置する場合、防音室内の天井高さは最大2,280mm程度まで設けることができるのです。
また、ディオラボは建物に対しての固体伝搬音を防ぐため、サウンドブリッジを起こさない完全独立型の防音室にこだわっています。
よって天井を高くしても、設置部屋の天井から防音室の天井を吊すことはしません。
一生涯お使いいただける
なぜ一生涯かというと、もしお引っ越しがあった場合でも解体・再設置ができるという前提で設計(一部対応できない内装オプション等があります)をしているため、ディオラボも一緒に引っ越しができるという点にあります。
そのままの形で移設できることは当然ですが、移設先で少しサイズや形状を変えたいなどのご要望にも対応できるため、環境やお子様の成長とともに防音室でやりたいことが変化しても引き続きご愛用いただけます。
(お引っ越しでなくても後からサイズを変えることも可能ではあります。少々大変ですが...)
せっかく作った防音室なのに引っ越しとともに無駄になってしまうということはなく、生涯の友としてずっとお使いいただけます。
ずっとユーザー様のままでいていただきたいという想いからの発想。 こんな嬉しいコンセプトもディオラボならではなのです。
ピアノ入替可のドアサイズ
防音室の壁を作る前にピアノを入れて完成はしたけれど、後からピアノを入れ替える必要が出た。
設置した業者に相談したら「サイズの問題でドアからピアノが出せないから防音室を壊さなければならない」と言われた..." そんな話を聞いたことがあります。
さすがに最近ではそんなことも少ないことなのでしょうが、ディオラボは当然グランドピアノが出し入れできるドア寸法を標準としています。
ガラス引戸をご希望の方にもしっかり対策を施しておりますので、ご安心いただけます。
*基本的にDr-35まではシングル防音ドア、Dr-40以上はダブル防音ドアになります。
階下対策のオリジナル浮床
ディオラボではマンションの2階以上など下の階に対策が必要な場所への設置には、おおむね「オリジナル免震浮床」という床のオプションを必須とさせていただいております。
これも従来の浮床とは一線を画しております。
一般的には、もともとある部屋の床(以下、既存床)の上に防振ゴム(結構固い)を置き、その上に床パネル(その下に角材と吸音材を置く場合もある)を乗せるという方法で伝わる音を軽減するものになります。
しかし防振ゴムであれ固い物体が既存床に触れている以上は振動が伝わります。
特に低音帯域。
どんな防音室であっても低音帯域は弱点なのです。
それに対し、ディオラボの「オリジナル免震浮床」は固い物体が既存床に触れていない状態を作るため、固体伝搬音を物理的に大幅カットできるようになります。
よって、それでもドスンドスンの限度はあるかと思いますが、ある程度ダンスも踊れてしまうはずですし、トレーニングマシーンも衝撃が軽減されます。
このディオラボの「オリジナル免震浮床」は基本的に防音室の床全体に施しますが、この仕組みを局所的に用いても効果が期待できるのでエレキギター・ベースのアンプ専用 "浮床エキサレイター" をラインナップしています。
お使いのアンプサイズでオーダー製作が基本になります。
内装カスタマイズは無限大
何をとっても選択肢が多くなければニーズにお応えできない時代です。楽しくなるような防音室作りができると嬉しいですよね。
そういった方々にもディオラボは準備ができております。
私たちは建築やリフォームにも精通しておりますので、ドア色・壁紙の変更や床のフローリングを筆頭に大理石・モザイクタイル・モールディングなど、一般のお部屋にできる装飾は殆どできると思っていただいて大丈夫です。
また仕上げ材による音響の変化にもしっかり対応致しますので安心してチョイスいただけます。
特に一部管楽器などは床を拭きやすいものにしたほうが良いはずですので。
とにかく、とことん楽しんでいただきたい。 お洒落に楽しめることもディオラボの大きな特徴です。
*ディオラボお引っ越しの可能性がある方には一部お勧めできないものもございます。 ご相談ください!
とにかく実用的に楽しめる防音室
「ああできたら」「こうできたら」をユーザー目線で拾い出し、それをコンセプトの根底に据えて可能にしてきたディオラボ。
安心の遮音性能と音響、そしてたくさんの拡張性がプラスアルファされた防音室であることが人気の理由です。
防音室をご検討の際には、是非、そんなディオラボも選択肢のひとつに加えてください。